ZX-14RのヘッドライトをLEDにしてもらった
ZX-14Rの灯火類は全部温かみのあるハロゲンです。今のモダンなバイクだとみんなLEDなのでどうかなーと思っていたところライコランドでスフィアライトの取り付けイベントを開催するとのことで替えてもらった。
まだそんなに夜中走っていないかつ、そんなに純正のハロゲンでも困っていないけど、LED化による明るさアップと消費電力軽減・ドレスアップを狙って交換してみる。 (これからもバンバン電装系を増やしていく気がするので特に意味がありそうなのは消費電力軽減かな…)
取り付けてもらったのは「ライジング2 H9/H11 6000K」と「レオニードLED T10EX 6000K」。ライジング2はハイビームとロービーム、レオニードはポジションのもの。 ライトの色についてはより白っぽい方がモダンな感じでかっこいいかなと6000Kを選択した。後でちゃんと調べてみたら黄色っぽい方が雨のときとかは視認性が良いみたいなのでポジションランプは4500Kにしても良かったかもしれない。
結果
ビフォー
(※ハイビーム撮り忘れた)
アフター
夜走ってみた感じ割と明るさは上がっているように感じるし、真正面に立ったときの眩しさもすごいので一応視認性的な意味でもLED化の効果はあるのかなという感じだ。 (ちゃんと図ったわけじゃないので個人の感想です) なによりLEDのするどめの明かりが今風でかっこいいので割と満足。
あと、詳しいことは分からないのですが ハイビーム側がプロジェクターヘッドライトのため光量が出ない場合あり
とのことで車検時にもしかしたら純正に戻したりする必要が発生するかもとのこと。そのへんは事前に承知しておく必要があるのと、交換した純正バルブは大切に補完しておいたほうが良さそう。
参考:
https://www.sphere-light.com/compatibility_bike/view/309
お金
14Rくんはなんとヘッドライトが4つもついているのでライジング2は2個ずつ計4個必要になるため料金は下記のようになった。
明細 | 数量 | 価格(税込) |
---|---|---|
ライジング2 | 4 | 14,080 |
予約割引10% | 4 | -1,408 |
レオニードLED | 2 | 2,189 |
予約割引10% | 2 | -218 |
合計 | - | 54,630 |
事前予約で10%割引 & 取り付けキャンペーン効果で工賃等は無料。 1つ1つはそこまで高価ではないのだけどとにかく4つも必要だったのでお金がかかってしまった。ただ、Amazonで買った場合でも13000円くらいはするので工賃無料でつけてもらえるこの手のイベントは割とお得だったなと思ってます。 ゆくゆくは他の灯火類もLED化考えてみようかなぁ。
来たる冬に向けてコミネ EK-201 Protect E-Gloves 12Vを導入
もう11月に入って大分寒くなってきた。まだ寒くても十数度だけど冬に備えて気になっていた電熱グローブを導入することにした。 コミネかRSタイチか中華製品か選択肢は色々あるけど今回はコミネのものを選んだ 。
コミネ EK-201 Protect E-Gloves 12V
EK-201 Protect E-Gloves 12V|コミネ(komine)
Amazonで1万5千円くらいでした。(2021/11/03時点)
この製品を選んだ理由は下記の通り。
車体から電源を取る方式であること
車体から電源を取る場合、バッテリーと接続ケーブルをつなぐパターンとシガーソケットを使うパターンがあるみたい。 うちの14Rくんはシガーソケットついていないのでどちらのパターンでも電源周りに手を入れる必要はあるためどちらでも大変さは変わらなそうだった。 またコミネやRSタイチの場合専用の接続ケーブルを使うと、電熱グローブだけでなく他の電熱装備もつなげることができるようだったのでケーブル方式を選んだ。
RSタイチvsコミネ
作りとしてはRSタイチのほうが良さそうではあったものの、コミネのほうが値段が安いことに加えて電熱グローブ・電熱ジャケット以外に電熱パンツがあるためこちらを選んだ。 どちらかというと上半身よりも下半身のほうが厚着しづらいので電熱パンツが選択できるのは大きいかなと思った。
取り付け
EK-201は付属のケーブルをバイクのバッテリーにつないで使う方式。説明書を見るとバッテリーに直接つなぐことを想定しているみたい。
本来ならばキーオンのときのみ通電するようにするなどしたほうがバッテリーには優しそうだが、バイクいじり全くの初心者なので説明書のとおりに取り付けようと思う。 念の為他の人がどうやっているのかを色々調べてみたが説明書に書いてある方法なだけあってバッ直の人も結構いて不味いってこともなさそうだ。
サイドカウル取り外し
早速取り付けをしようと思ったが、どうやら14Rくんはバッテリーはシート下にあるわけではなくタンク下にあり、弄るためには右側のサイドカウルを取り外す必要がある模様。 説明書やyoutubeの動画などを参考にしつつ外していくが、慣れていないのもありかなり時間がかかった。カウル裏側にある突起部を外すのにカウルを手前に引く必要があるがこれがどの程度力を入れても良いものなのか分かりづらく爪を折ったりしないようにかなりビクつきながら外した。またフィンの間のボルトを入れる部分がゴムによってカバーされていてこのカバー外すのにも苦労した。マイナスドライバーでほじくり回してなんとか外す。 最後にフィン部分を引き抜いて完了だが、ここも固くフィンの挟まっている部分がどのようになっているのか確認しつつなんとか壊さずにカウルを外せた。 ※カウル外してる最中の写真は撮るの忘れた。
電源ケーブルの取り付け
カウルが外せたら、バッテリー部分のカバーを外してバッテリーを取り出す。(最終的にはバッテリーを外す必要がない配線を行ったがケーブルをどう配線するか確認するために一度取り外した) 下記の赤線のようにフレームの中に配線を通すためには見た感じタンク下を通す必要がありそうだが、これってタンクはずさないとダメなんだろうか?
ちょっと分からなかったので結局バッテリーは元に戻し、バッテリーカバーの横から配線を取り出してカウルの隙間にケーブルを沿わせることにした。(カウルからケーブルが飛び出したりせずいい感じにいくかどうかはちょっと様子見) 説明書にある通り、マイナス→プラスの順でバッテリーからケーブルを外し、プラス→マイナスの順でケーブルを取り付ける。マイナスケーブル取り付けの際にバッテリーから出ているケーブルと他のケーブルを束ねた瞬間火花が散ってかなりビビった。どうやると火花が散らずに済んだのか謎。 接続ができたら、カウルを戻す前に電源が入ることのチェック。無事両手の電源が入り暖かくなることを確認した。
最終的に配線はこんな感じになった。 赤丸のようにバッテリー部分のカバーの隙間から配線を出している。
後はカウルを元に戻して完成。 電源ケーブルはシート下の適当なとこに引っ掛けておく。ずれたりバタついたりして邪魔になるようならシート下の固定方法を別途考える予定。
これで寒くなっても路面が凍らない限りは快適なツーリングができるはず。後は乗り降りのときのケーブル外しがどれくらい煩わしいかが問題だ。
ZX-14Rにストンプグリップをつける
大体整備やカスタムはお店おまかせだけど、ストンプグリップを貼り付けるくらいは自分でもやれるだろということで14Rくんにストンプグリップ貼り付けを行った。
クリアだと気泡が入らないように気を張る必要があるが、乗っている14Rくんのカウルのパターンを活かしたかったのでクリアを選択。
貼り付けの手順は色々調べてみた感じ大体下記のような感じで良さそう。
- カウルを清掃
- 位置決め・確認
- 貼り付け
作業詳細
カウル清掃
カウル自体が汚れていると汚れをストンプグリップとカウルでサンドイッチしてしまい見栄えが悪いので事前に掃除しておく。 幸い14Rくんは最近洗車したばかりだったので、今回は貼り付ける部分をフクピカで軽く汚れを落とした後にきれいなマイクロファイバークロスで拭き取るだけにした。
位置決め・確認
次は実際にストンプグリップを貼り始める前に、事前に貼る位置を確認することにした。 ストンプグリップはフィルムを剥がさずに、手元にちょうどあったマスキングテープでストンプグリップをカウルに止めて大体の位置を確認する。
貼り付け
最後に実際に貼り付けを行っていく。 まずは貼り付ける前に貼り付け部分にシリコンオフを吹いてきれいなマイクロファイバークロスで拭き取りよく脱脂、そのあと実際にシートを貼り付けた。 ストンプグリップのフィルムはすべて剥がさず、貼り付ける部分のみをペラっと剥がし貼り付けながら徐々にフィルムを剥がして貼り付けていく。 このとき、貼り付けた部分から気泡を外側に出すように指でカウルとストンプグリップの間の気泡を外側に押し出しながら貼り付けを進めた。 イメージ的にはゲーム機やスマホの画面に保護フィルムを貼るときの貼り方が近いかもしれない。 また、ストンプグリップの粘着面はかなり接着力が強く、一度貼り付けた部分を剥がして再度貼り付けるとだいたい気泡が入るので可能な限り一発で決めたほうが良さそうだ。 1枚貼り終わったら、次の部位にシリコンオフを吹いて脱脂、貼り付けを繰り返してすべてのシートを貼り付け終えた。
出来上がり
右側のカウルについては多少気泡は入ったものの、かなりきれいに貼り付けることができた。 遠目から見ても気泡は殆ど目立たず、カウルのパターンがよく見える。 一方で左側の事前の位置決めと確認を怠った&作業場所が狭く首を傾けながら作業したせいで、カウルはタンク上側の向きがずれてしまいそれをなんとかしようと試行錯誤したせいでかなり気泡が入ってしまった。 まあでもそこまで致命的に悪目立ちするほどでもなさそうなのでこのまま行くことにした。
72時間は安静に
説明書によると貼り終わった後はまだ粘着剤が固まっていないらしく72時間は安静にしておいたほうが良いらしい。 週末ライダーなのでカバーを被せて作業した日曜日から次の土曜日まで寝かせておいた。
感想
私はかなり小柄で脚も短いので、貼った3つのシートのうち腿が当たるのはシートに近い1番大きな部分のみとなったが、確かにストンプグリップ無しの状態と比べるとかなりグリップ感は増えた。 14Rくんはセパハンなので腰をいたわって体を起こす際にニーグリップの安定感が増えたのはかなり良い効果に感じる。 一方でこのグリップ感のおかげでめちゃめちゃ操作しやすくなったかというとそうではなくて、収まりが良くなったかなという感覚が大きい。 あとは近々レッグバッグの導入を考えていて、レッグバッグの腿のバンドが直接タンクに当たるのを防いでくれそうなので十分期待した効果は得られていそうだ。 外観的には思ったほど気泡が外から目立たず、カウルのパターンもきれいに見えるので今の所不満はないが、気泡に神経質になりたくない人はおとなしくブラックを選んだほうが良さそう。